梅染工房ひかりでは、身体にも環境にも優しい、伝統的で色彩豊かな染織製品群をお届けします。

プロダクツのコンセプト

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〜神衣(かみごろも)へ〜

 

(1)美しい山と海に囲まれた伊豆半島の自然を最大限に生かし切る。

 

(2)自然に内在する色彩を、神々と受け取る、感性を大切にした仕事。

 

(3)土からのナチュラル製法で、旬を感じ身体に優しい衣料づくり。

 

*私たちは、製品の検品が終わると、神前に捧げてから出荷します。


製品監修

 山本晃(やまもとあきら)

 

 京友禅の世界で、古代より伝わる「梅染」を復活させた当代きっての染色・友禅作家。
 京都商工会議所会頭賞、彩芸展彩芸賞、彩芸展功労賞など。
 先の第62回伊勢神宮式年遷宮では、御神宝「玉纏御太刀(たままきのおんたち)」を飾る唐組平帯(からくみひらお)の染色を手掛けた現代の名匠。(神宮司庁公表資料より)
 平成29年1月より、一般社団法人ひかり伊豆小室山染織研究所長として指導にあたる。

 

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京都/知恩院/和順会館ギャラリーでの定例個展.(春・秋)に於いて

植物染料について(文、山本晃)

@【梅(うめ)】
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日本書記には、外国へましたがの贈り物を彩る最古の色彩名として桃染が記されています。万葉集にも桃染を詠んだと思われる歌が多くあり、この桃染は桃の花染か紅花染と同じであろうと長く言われて来、法隆寺の宝物である幡の壺に使用されている桃染を分析した結果、桃染は、梅の古木で染めたものであることが検証され、室町以降失われた技法を私が「梅染」として復活させました。この梅染は、梅の木の土質・年輪・染付け回数・温度・灰汁により桃色〜褐色に染まります。工房を代表する私の梅染は、樹齢八十年以上の古木庭木、または野梅や紅梅の枝払いを使って染めます。そして、ほとんどの植物には、紫外線から自分を守るためにUV機能が備わっていますが、特に梅の木から抽出された染料は、殺菌や酸化防止にも効果があると言われています。

 

A【山桃(やまもも/別名:楊梅(ようばい))】
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昔より加賀の梅黒染めの下染めに使われ、伊豆・和歌山や高知などの太平洋側の温暖な地に自生し、伊豆半島を代表的する樹木です。雌雄異株で毎年6月初め頃に真っ赤な果実をつけ、大木にまで成長します。「古事記」で、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が 「桃の子(み)」を投げつけて黄泉(よみ)の国の雷神を退散させる、という部分があり、この「桃の子(み)」は山桃の実だという説があり、万葉集など和歌にも詠まれています。染料としては、葉や樹皮を使い、防臭効果の他、筋肉痛、腫れ物・出来物などに消炎効果があると言われています。

 

B【矢車付子(やしゃぶし)
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染料となる松笠(通称:松ぼっくり)を小さくしたような球果は、早春の黄緑色から、晩秋には茶褐色に変化します。『増丁豆州志稿』という文献に「天城山及其他山村より産出す」とあり、万葉の頃から伊豆半島特産の染色材料として使用されてきました。タンニンを多く含む実は、水質のph調整剤としても利用されており、鉄漿と並び、古くは女性が化粧として歯を染めるのに用いられました。

 

C【枇杷(びわ)】
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お釈迦さまが枇杷の葉を炙って患部に当てる療法を伝えられたと言われるほど、枇杷の木は、熱・内臓の病気・炎症・怪我などに効能があり、その癒す力から医者いらずとして知られ、昔からお寺などによく植えられています。また果汁の多い黄金色の実をつけ葉も大きく、赤味がかった美しい色合いのみならず、殺菌作用や汗も湿疹などに効能があるといわれ、常時身に着ける健康肌着として大変適した染料です。

 

D【梅苔(うめごけ)】
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ルーツは古代フェニキアと言われ、少なくとも紀元前3,000年前から貝紫の下地として使われていました。石にも着生する地菌類の一種で、周辺の酸素と水分で育つため、水や空気の悪い場所で採取した梅苔では染料が濁るなど、環境のバロメーターとも言われています。染色方法は、私が伝え聞いてきたことを参考に古い文献などを調べ再現しています。

 

E【蓼藍(たであい)】
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ジャパン・ブルーとも呼ばれ日本人に愛されてきた藍の色は、薄い色から「甕覗(かめのぞき)」「水色(みずいろ)」「浅葱色(あさぎいろ)」「縹色(はなだいろ)」「紺(こん)」「褐色(かちいろ)」など、同じ青色にもさまざまな名前がつけられています。インディゴの色素をもつ蓼藍の葉を発酵させて染める伝統色で、その技法は奈良時代にほぼ完成したと見られており、正倉院には今なお輝きを失わない藍染めの染織品が数多く現存しています。芽は食用になるほか、切り傷の消毒や虫刺されの外用薬として利用されています。

 

F【小鮒草(こぶなぐさ/別名:八丈刈安(はちじょうかりやす)】刈安色は、奈良時代の正倉院文書にみられるほど古い日本の伝統色です。青味がかった美しい黄色が特徴で、伊豆半島の八丈島で紡がれる黄八丈(きはちじょう)と呼ばれる縞織物は、粋な着物として江戸時代には盛んに織られました。イネ科の小鮒のような形をした野草を、色素が充実する8月〜9月にかけて刈り取って染め上げます。漢方では、咳止めの生薬としても用いられています。

 

G【黄檗(きはだ/おうばく)】上代より江戸期にかけて、生薬(陀羅尼助)として盛んに使用されていました。現代でも虫が付かない効果から、重要な書類、経本の染色に使用されています。また、鮮やかな黄色は、時を経るに従い、赤茶色に変化してゆく特徴があります。

 

H【山櫨(やまはぜ)】
櫨と言えば、紅葉や実から蝋が得られることを思い浮かべますが、万葉集には弓材として用いられていたことが歌われ、その芯材では古代から黄櫨(こうろ)という黄色を染めていました。延喜式には、黄櫨染めの染色法が記載されており、また染織史によれば、この色は天皇の服色と定められ、帝以外の何人も服すことが禁じられていました。染色方法は、古今議論されていますが、櫨を用いることに変わりありません。古来、止血や汗もに効能があると言われています。

 

I【一位(いちい)】

 

J【柘榴(ざくろ)】

 

K【露草(つゆくさ)】

 

L【臭木(くさぎ)】
Izufun,ふんどし,就労支援,<栽培した露草> Izufun,ふんどし,就労支援,<採取した梅苔>

梅染工房のロゴについて

Izufun,ふんどし,就労支援,            放課後等デイ,就労支援,児童発達支援

 

右上の紋様は、第62回式年遷宮において御神宝製作に携われ、「梅染め」という失われた古代染色を復活させた山本晃氏(伊豆小室山染織研究所長)が、工房開設の折、伊勢神宮に伝わる神衣(かみごろも)の色彩を元に、友禅の伝統技法と植物染料で染め上げた当工房の精神です。

 

<形について>
いちょう(銀杏)をモチーフとしたデザインとなっています。いちょうは、古来わが国で、末広がりを表す形として使用された吉祥模様。
12の色が、要(かなめ)から伸びやかに葉の中で配置され、子供達へ未来を託す願いを込め、枝先にいちょうの若葉をあしらっています。

 

但し、神様は奥ゆかしく本来表にするものではないので、私たちは、銀杏の葉に表(面)と裏(奥)があるように、梅染の初心を表すロゴを併せて製作し、これを商標としました。
奥に秘めた御神宝の色彩は、梅染めの色になって現れます。

 

<色彩について>
・13色は、伊勢神宮に伝わる代表的な神衣(かみごろも)の色です。
・以下に色彩名と原材料を説明します。
・上左から「梅黒(古梅の鉄媒染)」「桃染(紅梅の灰媒染)」「山桃(山桃の椿灰媒染)」「若緑(藍とキハダ)」「藍(藍)」「紅梅(紅梅の灰媒染)」の6色。
・上右から「濃紅梅(紅梅の灰媒染)」「金(金泥)」「梅苔(梅の木苔)」「紺(藍)」「茜(日本茜の米酢媒染)」「古梅(古梅の灰媒染)」の6色。
・これに地色の白を加えた13色となっています。

展開

梅染工房で製作している「Izufun(古代染めふんどし)」「Izu tabi socks(草木染足袋ソックス)」「草木染ロング手ぬぐい」「草木染オーガニックストール」以外にも、株式会社L.F.C様が展開する高級アパレルブランド「Yukashina(ゆかしな)」における植物染色を、弊工房が担っております。

 

<ご参考>
「Yukashina(ゆかしな)」

 

関連ページ

Izufun(古代染めふんどし)
梅染工房の第一号製品です。風合いの残る伝統的な和晒しを使用し、天然の色彩を楽しむだけでなく、植物染料の効能も期待できるよう、肌に身につける商品として開発しました、
IzuTabiSocks(草木染め足袋ソックス)
梅染工房の第二号製品です。草木染による天然の和の色を、お手軽に楽しんで頂ける商品として開発しました。植物染料の効能も期待できる肌に身につける商品です。伊豆を旅する Izu Tabi Socks ♪
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